キャッシングを利用する前に・・・

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消費者金融 権利(借金)と義務(返済)について



両者が合意していれば、契約書がなくても現金の貸し借りはできないことはありません。ですがそれだと、条件等が明確にならないため、後々になってトラブルの元になります。それを防ぐために行うのが「貸借契約」です。貸借契約を結ぶことにより、お金を貸すほうも借りるほうも、守るべき事項がはっきりします。

消費者金融や銀行等で貸借契約を結ぶと、お金を借りる「権利」のほかに、お金をきちんと返済する「義務」も発生します。そのことをしっかりと理解し、実行できるかどうかの判断が、貸借契約においては非常に重要になります。

借りたお金をきちんと返済することにより、その方の信用度は向上する事になりますし、返済できなければ信用を失ってしまいます。貸借契約を結ぶということは「責任」を持つことなのです。信用を失うだけでなく、期限内の返済が出来ない場合は、罰則が科せられることになります。

借主の義務である、借りたお金の返済が出来なかった場合、「債務不履行」となります。この場合、貸主に対して、返済遅延により生じた損害を賠償する必要があります。

これは「遅延賠償金」と言われ、通常貸借契約の中で定めた項目に従い、期限を過ぎた日数を日割り計算して算出されます。利率に関しては「遅延損害金の利率@@%」であるとか、「通常約定金利の@@倍とする」のように規定されます。
福井銀行

遅延損害金の利率についてですが、上限が定められています。利息制限法と言う法律で、「賠償額予定の制限」というものが定められています。賠償予定額とは、借主が期限までにお金を返済できない場合に、貸主が被る損害を予め算定しておくものです。

これは制限利率の1.46倍までとなっており、この規定以上の利率は無効となります。もし、貸借契約に「遅延損害金」「損害賠償額の予定」がない場合は、損害賠償額の予定がない、と見なされるため、遅延損害金の利率は、制限利率と同率となります。

いずれにしても、債務不履行が起きないように、返済日については忘れずにチェックするようにしましょう。

キャッシングのデメリットとは

突然の出費に頼りになるのがキャッシングサービスです。手軽に融資を受けられるのが最大のメリットですが、勿論気をつけたい点も存在します。キャッシングを活用する前に、どのようなデメリットが存在するのか確認しておく事が大切です。使用した後に、こんなはずではなかった…、となってしまわないよう気をつけましょう。

キャッシングのデメリットといえば、やはり金利が高いことです。以前と比較するとグレーゾーンがなくなった分、金利はだいぶ低めに設定されるようになりましたが、ローンなどと比較するとまだ高金利だといえます。とはいえキャッシングという融資のシステムを考えた際、どうしようもないことでもあります。

多くの人が住宅ローンや自動車ローンを活用した事があるのではと思いますが、ローンというのは低金利が魅力です。キャッシングは4パーセントから18パーセント辺りがほとんどで、金利に差があるのは、利用限度額と深い係わり合いがあります。

低金利でお金を借りるためには、利用限度額を拡大する必要があるのです。利用限度額が大きくなるというのは、利用者の信用が積みあがっている証拠、初めて申し込んだ人が突然多額の融資を受けるのは、ほぼ不可能といえます。

キャッシングというのは保証人や担保も不要です。住宅ローンなどは保証人や担保が必要となってきますよね。

ですから融資する側のキャッシング企業は、信頼の置けない人に、大きな金額を貸すことはできないのです。何かあった時にお金を回収できないと、業者側からすれば死活問題に発展してしまいます。そのために、ローンと比べてしまうと高金利にせざるを得ません。

他にもデメリットは存在します。それが「総量規制」というものです。消費者金融系のキャッシング会社では、年収の3分の1という金額までしか融資を受けられないシステムがあります。そのため希望額がかなわない事がほとんどです。近頃では正社員だったとしても、年収アップが望めないケースは少なくありません。

ですが、年が上がるにつれて出費は増えていきます。そのためにキャッシングを活用したくても、総量規制が邪魔をして、借りたい額が難しいということも起こり得る事です。

とはいえ抜け道も存在します。消費者金融系キャッシングに適用される総量規制ですので、銀行法が基本となっている銀行系キャッシングはそのルールには当てはまりません。

キャッシングと改正貸金業法

複数のキャッシング企業から借金をしてしまっている多重債務者の問題解決のために、平成22年6月に貸金業法が改正されました。そのことによって貸金業者の健全化が図られましたが、私たち使う側にとっても変更点が生まれたため、キャッシング利用時には気をつける必要があります。

貸金業法が改正されたメリットとしては、貸金業法のグレーゾーン金利がなくなったことでしょう。上限金利が29.2%から20%へと変更され、低金利で融資を受け入れる事ができるようになりました。出資法と利息制限法の中で決められていた各上限金利の幅(グレーゾーン)がなくなり、それまでほとんどのキャッシング業者が選択していた実質金利29.2%というのが、今では20パーセント以下となっています。

グレーゾーンがなくなったことってそんないいい事?と思う方もいるかもしれませんが、たとえば100万円借りた際に貸金業法が改正するまでは29万2000円の利息を支払うはずだったところ、改正後では20万円の利息へと変わったということです。9万2000円も安くなったことを考えると、グレーゾーン金利撤廃がどれだけ私たちに恩恵が大きいかがわかるのではないでしょうか。

キャッシングサービスが身近になった理由は、このように使いやすい金利になった事が大きいかもしれませんね。他にもヤミ金の罰則が強まり、貸金業を始めるには純資産額5000万円以上が必要となった、というものもあります。

ですがデメリットと呼べる点も存在します。それが総量規制の導入です。銀行キャッシングなどの例外もありますが、基本的にキャッシング会社からの借入れ総額は、利用者の年収三分の一までという決まりごとができました。

年収を300万円だとすると、最大でも、100万円までしか融資が受けられないということになりますし、ひとつのキャッシング企業からの融資額ではなく、複数で借りた場合もこの最大融資額は変わりません。

改正化資金業法によって金利が下がった事でキャッシングの敷居は低くなりました。でも同時に、総量規制の導入によって、希望額が借りられないという可能性がありますので、キャッシングを考えている人は事前の注意が必要です。

キャッシング会社からの郵送物対策

キャッシングやカードローンでお金を融資してもらう際、家族に知られないように実行したい、と考えている人は少なくないと思います。実際、キャッシングやカードローンを申し込んだ際、妻や夫、家族に気付かれるきっかけの大部分を占めるのが、キャッシング業者から送られてくる書類などの郵送物になるでしょう。

ではどんな時に郵送物が送られてくるかというと、まずは申し込みをした際に発行されるカードが送られてくる時、次に申し込みをした際に必要な契約書が送られてくる時、キャッシングを利用した際に発行された明細書が送られてくる時、そして最後は、返済を滞らせてしまった時です。

上記四つのうちの、カード発行時、契約書類、明細書、この三つは郵送以外の方法で手に出来たり確認する事が可能ですが、返済を延滞したケースでは郵送物を止めることは不可能となります。

郵送物を発生させないためには、まずは返済を滞らせないようにする事が重要です。返済日をうっかり忘れてしまわないように気をつけることや、キャッシングやカードローンを計画的に活用するようにしてください。

申し込んだ時に発行されるカードや契約書を自宅で受け取らないようにするには、申し込み時に店頭窓口で貰うことや、無人契約機を活用しているキャッシング業者を選ぶ事で解決できます。

キャッシングの利用明細については、インターネットでチェックする形のサービスも増加しつつあり、郵送物を極力増やさないような業者が多いです。近頃ではペーパーレスを推奨される世の中ですし、利用明細は業者のホームページでチェックという形を選ぶ事で、消費者金融や銀行からの郵送物をゼロにする事が可能となるでしょう。

最後にもう1度注意ポイントをおさらいして行きましょう。 基本的なこととしては、返済を滞納させないこと。これはぜったいに郵送物が送られてきます。家族に知られないようにする絶対条件は、返済を滞納させない事が第一、キャッシングは返済プランを立てる事が必要なのです。

そしてうっかりしてしまう事で、家族に知られてしまうきっかけというものもあります。例えばATMを利用して融資を受けたり返済を行なった際に利用明細が発行されますが、それらがお財布やポケットに入ったままになってしまっていて、家族にばれてしまった、なんて話も耳にします。またパソコンの履歴を消し忘れ、そこから家族に見つかってしまった、なんていう例も…。

家族に知られないためには、やりすぎ?と思うくらい慎重さを身につける事が重要なのかもしれません。